コチュジャンと豆板醤

・「醤(ジャン)」は中国で生まれた言葉で、ペースト状の調味料や味の濃い食品のことを指します。中国の「XO醤」や「甜麺醤」や韓国の「サムジャン」などアジア各地で醤とつく調味料や食品があります。



・コチュジャンと豆板醤、韓国料理や中華料理によく登場する調味料ですよね。どちらも「ジャン(醤)」とつく調味料。



コチュジャンは「韓国」が発祥の調味料で、韓国料理のビビンバチゲトッポギなどでよく使われます。

主に粉末状にした唐辛子もち米麹を主原料として作られる発酵調味料です。
赤茶色のペースト状で唐辛子味噌とも呼ばれ、ねっとりとした粘度があります。
 
コチュジャンの特徴の1つが甘さ。もち米麹が発酵することで甘さが出るため、辛いだけでない甘辛のコクが生まれます。




豆板醤は「中国」発祥の調味料で、麻婆豆腐エビチリバンバンジーなどで使われ、特に豆板醤が最初に作られたと言われる四川料理でよく使われます。

主な原材料はそら豆唐辛子。それに大豆やごま油、塩などを加えて作る発酵調味料です。辛さが特徴的な調味料で、甘さはほとんどなく、ほんのりと酸味のある味わい。
 
ほんのりと赤みがかった茶色い物が多く、唐辛子やそら豆の粒が見られます。

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